何科を訪れればよいのか


自分にうつ病の疑いがあるとき、1度診察を受けたいとき、そんなときはどんな医療機関の何科を訪れればよいのでしょうか。
一般的には精神科、ここがうつ病など心の病を治療・診断を専門とする科です。
他には神経科・精神神経科・神経精神科・心療内科、これらの名称を名乗っている科は、基本的に診断内容は精神科と同様です。
しかし心療内科に関してはあくまで内科なので、重度のうつ病や精神分裂症などの精神病の治療は行えません。軽いうつ病の場合は大丈夫です。

また子供のうつ病に関しては児童精神科での診察がよいでしょう。
子供は自分の症状を上手く説明ができないケースもありますし、家庭の事情や学校でのいじめなどの要素がからんでくる場合もあり、一般の精神科では適切な診察をできないことがあるからです。
児童精神科は厚生労働省が正式に認めた名称ではありませんが、実際に病院内に児童精神科として独立されて診察を行っているところもあります。

どんな病院を選べばよいのか

日本には総合病院や大学病院、また個人医による診療所など多くありますが、どちらを選べばよいのでしょうか。
まず総合病院と大学病院を選ぶメリットとして、病院内には多くの科がありますのでそれらの診療科と連携して治療を行うことができるという点です。
しかしうつ病の治療の際には、患者と医師の信頼関係も重要です。総合病院や大学病院は医師が頻繁に入れ替わるので、これがデメリットとなります。

一方で個人医として診療所をかまえているところは、担当医が変わることもなく長期的に診療してもらえるメリットがあります。
それに個人医の医師は総合病院などで専門的知識と経験をつんでいる場合が多く、時には休日を返上して診察してくれる親身な医師もいるようです。
これら小規模で外来診療だけを受け付けるところを診療所やクリニックとも呼ばれます。

しかしうつ病の症状は身体的な症状も現れることから、始めは内科や外科を訪れる人も多くいるでしょう。
そこで身体的症状の裏に隠れたうつ病を発見してくれればいいのですが、ほとんどの場合は気づかないと思います。
どちらの病院がよいとは一概には言えませんが、はっきりとしたうつ状態の場合は個人医の診療所クリニックをおすすめします。

どんな医師がいいのか

良い医者の定義なんて人それぞれでしょうが、色んな判断基準はあります。
うつ病に関していえば、話をちゃんと聞いてくれているかどうか。例えば忙しいときや短時間の診察のときでも親身になってくれるかどうかはとても大切です。
また治療の見通しや薬の副作用についてなど、患者さんが不安に思うことでも必要な情報はちゃんと説明してくれることも大切です。
そして1番大切と思うのがフィーリングです。人間には好き嫌いがありどうしても好きになれない人もいます。
相性が悪いともいいますが、こんなときはもう1度病院や医師選びから検討してみてもよいでしょう。
うつ病はその日に治るものではなく長期的な治療が必要なので、自分に合った医師を見つけることはとても重要なのです。